七つの海のときどき航海日誌
七海生産者商会の会長が徒然と書き留めてみた大航海時代の由無しごと。
ももの裏稼業繁盛記

ときさんが沈んでるときはうちの出番っ★
まいどこにちわ、ももいのです。
うちの裏稼業のせいでときさんには苦労をかけて‥‥。゚(゚´Д`゚)゚。
‥‥‥と。それはちょっとおいといて。(・ω・ノ)ノ ⌒ ゚*。


ばたばた忙しい合間を縫って、古代ギリシャ展見てきましたよーというお話です。
早く書きたかったんだけど、なかなか日誌に書く時間もとれなくて‥‥
古代ギリシャ展の公式ホームページはこちら。大英博物館 古代ギリシャ展
9/25まで、国立西洋美術館で開催されています。
うちが行ったのは休日でしたけど、案外入館待ちの行列もほとんどなしでした。
やはり、絵画の展覧会よりは少し人気が劣るんでしょうか?


大英博物館のギリシャ・ローマコレクションから集められた135点。
「THE BODY BEAUTIFUL」のサブタイトルに恥じない、
肉体の美を追求した2000年前の人々の意識に触れることができます。
今回の目玉は何と言っても、ディスコボロス。つまり「円盤投げ」の大理石像。

円盤投げ(ディスコボロス)
© The Trustees of the British Museum

ギリシャの彫刻家ミュロンが紀元前5世紀に作成したものを、
ローマ人が紀元2世紀にコピー品として作成したものです。
ローマの皇帝ハドリアヌス帝の別荘後で見つかったもので、
ハドリアヌス帝が作らせたものだと言われています。
高さは169㎝で、ほぼ等身大の大きさ。
飾台の上に載せられていると見上げる高さで、想像よりも大きく感じられます。

見事に引き締まった「BODY」、表面に浮き上がった血管、
今にも跳ね返りそうな柔軟性、強く大地を踏みしめるつま先など。
どこを見てもいつ動き出してもよさそうな躍動感をみなぎらせながら、
競技の中で動きの止まった一瞬を、見事に切り出しています。

ちなみにこの大理石像、
ミュロンの原作とは大きく異なる点があるんだそうです。
本来であればこの瞬間、競技者の顔は円盤のほうを注視しているはず、
つまり斜め後ろを向いているはずなんですが‥‥。
実際に、ドイツやローマ、アテネなどの博物館に収蔵されている円盤投げの像は、
円盤を注視するようにやや後ろを向いてます。
正面を向いてるのは、大英博物館収蔵のこのディスコボロスくらい。
なぜなんでしょう?

その理由はきっと、テルマエ・ロマエを読んだ人ならピンとくると思いますが、
造らせたのがハドリアヌス帝というのがポイントなんじゃないかなあ‥‥
ハドリアヌス帝は「男色趣味」で知られています。
寵愛していたアンティノウスの石像を多数造らせたことでも有名。
見比べると、このディスコボロスの顔も、
なんとなくアンティノウスの顔に似ていなくも‥‥
皇帝が石像の顔を見上げられることが重要だったんでしょうねえ。
「皇帝の趣味も困ったもんだ」なんて彫刻師のぼやきが聞こえてきそうですねw


他にも、同じくハドリアヌス帝が作らせたヘラクレス像の頭部。

ヘラクレス像頭部
© The Trustees of the British Museum

強さと力の象徴であったヘラクレスはたくさんの像が作成され、
また多くのアンフォラや酒杯にもモチーフとして描かれています。
この展覧会にもいくつかの作品があるわけですが、
この像を見た瞬間、何か違和感のようなものを覚えたのです。
こう言っちゃなんだけど「あんまり強そうじゃないよね」‥‥と。

その場はそのまま通り過ぎたんですが、
ディスコボロスについてあれこれ考えているうちに、ふと気が付きました。
そっか、ハドリアヌス帝に「ヘラクレス像を造れ」と言われて、
彫刻師がその顔をハドリアヌス帝に似せずにいられるでしょうか?
皇帝からのお仕事なんですから。
しっかりごまをすって、次のお仕事につなげていかないとですよねえw
つまりこれは、ハドリアヌス帝とヘラクレスを重ね合わせた、
ハドリアヌス帝の胸像といってもいいのかもしれませんねえ。


そのほかにも、アフロディテ(ヴィーナス)像など、見どころはたくさん。

アフロディテ(ヴィーナス)
© The Trustees of the British Museum

人間の美しさを称賛したギリシャの美的感覚には、
2000年の時を超えて、現代にも通ずるものがあるなあと感じました。


DOLで美術好き、考古学好きだと自負されてる方は、
是非機会を作って見に行かれることをお勧めします。
やっぱり、美術って、自分の目で見て、いろんな角度から眺めて、
初めて感じるものがたくさんあると思うのです。
今回のような彫刻の場合はなおさら強く、そう感じました。
夏休みの自由研究(?)に、イチオシです。


ちなみに‥‥今回は買いませんでしたけども‥‥お土産には、
海洋堂制作のディスコボロスの1/15スケールのフィギュアなんてのがあります。
いつでも自宅でギリシャの美を堪能できちゃう!これもまたオススメです。

さて、続きは西洋美術館の常設展です。
企画展のチケットを購入すると、常設展も見ることができます。
常設展だけであれば大人420円、
毎月第2・第4土曜日と11/3の文化の日は無料で入場できるそうです。

常設展なんてどこもたいしたことないよね‥‥と侮っちゃいけません。
西洋美術館の常設展は一見の価値ありです。


まず目を引くのが、圧倒的な彫刻の作品数。
そのほとんどが、ロダンの作品のブロンズ像です。

地獄の門
© 2011 The National Museum of Western Art, Independent Administrative Institution National Museum of Art

美術館入口の外に展示されている、地獄の門。
原作は大理石像だそうですが、こちらはロダンの死後に発注されたブロンズ像。
中央上部に、ロダンといえばで有名な「考える人」が見えますねえ。


一方の絵画では14世紀のゴシック・ルネサンスから
20世紀のキュビズム・シュルレアリスムまで。
ティントレット、ヤン・ブリューゲル、ルーベンス、
マネ、モネ、ルノワール、ゴッホ、ゴーガンなど‥‥
巨匠と呼ばれる数多くの画家たちの作品が集められています。
特に、モネの作品が多数あるのがポイント。
中でも目を引くのが、この「睡蓮」。

睡蓮
© 2011 The National Museum of Western Art, Independent Administrative Institution National Museum of Art

数多くの睡蓮の絵を描き残したモネ。
この作品はモネが78歳の時に作成した、縦横いずれもほぼ2mにもなる、大きな作品。
老練の技とも言える、見事なまでの筆遣いは、
実際に作品を見てみないと実感できないと思いますよ。


そして常設展の絵画の中で、一番心に響いてきたのがこちら。
ヴィルヘルム・ハンマースホイの「ピアノを弾く妻イーダのいる室内」

ピアノを弾く妻イーダのいる室内
© 2011 The National Museum of Western Art, Independent Administrative Institution National Museum of Art

フェルメールの影響を受けたとも言われているハンマースホイの作品。
焦点は手前のテーブルの上に載った、空の皿に、
奥の部屋で背を向けてピアノを弾く彼の妻イーダの姿はぼかされていて‥‥
作品から伝わってくるのは静寂、沈黙、寂寥。
ただ一言、「静謐」という言葉があまりにもふさわしい作品。

この作品を見て、心に流れたのは「楽しみを希う心」。
映画「ピアノ・レッスン」の主題曲といえば、思い浮かぶ方もいるんじゃないでしょか。
もちろん曲はマイケル・ナイマンによる現代の作品なので、
この絵画で妻イーダが弾いていたであろう可能性は皆無なのですが‥‥

実は、この絵を見るまで忘れていたんですが、
3年前に同じ西洋美術館でハンマースホイの展覧会が行われていたんです。
その展覧会を特集したNHKの日曜美術館、これを見てたんですよね。
今でも残っているハンマースホイが住んだ家を訪れ、絵画と映像を重ね合わせる‥‥
誰もいない部屋を数多く描いたハンマースホイの作品が、強く印象に残っていたのです。

思いもかけずに巡り合ったハンマースホイの絵に、
ついのめりこんでしまったのでした。


先にも言いましたけれど、
毎月第2・第4土曜日と11/3の文化の日は入場無料。
これだけの作品がただで見られるだなんて‥‥なんて羨ましいんでしょう!
機会があれば、ぜひもう一度‥‥と言わずに何度も足を運んでみたいところです。


▲閉じちゃう▲

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きっとこのまま10月入るまで、ぐにゃんぐにゃんふにゃんふにゃん‥‥(;o_ _)o
なんにもできない、なんにもする気になんない、でもINしてたいの(;-д-)
日誌もしばらく書けないかも‥‥だって書くことないんだもの‥‥

‥‥うぅ(;o_ _)o

まいどときでござます(o_ _)o
すっかりごぶさたしちゃってます。
日誌は手抜きしちゃってますが、ちゃんと生息してますですよ。
ほぼ毎日航海‥‥とはいかないですけど‥‥
それでもINはしてるので、やっぱり生息というのが正しいかもです(o_ _)o
ぼーっとしてるだけでも受け入れてもらえる環境があるのは幸せですよねきっと‥‥
でもほんとはもうちょっといろんなことができるといいんですけど(;-ω-)

先月もあっつい日が多かったですが、暑さの本番はこれからのハズ。
みなさんもどうぞ体調に気をつけて、無理せず夏を乗り切りましょうねえ。
うちは今月もバテバテで航海‥‥生息しちゃう予定です。
暑さと睡眠不足のダブルパンチはツライです‥‥

それだけかって‥‥それだけですよ(o_ _)o
書庫で立ち読み中に意識不明になっちゃってるときなのでした‥‥‥(;-д-)