七つの海のときどき航海日誌
七海生産者商会の会長が徒然と書き留めてみた大航海時代の由無しごと。
La Frontera Chapter1 Aztec 最大の目玉。
アステカという名の文明の中心であり首都であり、
テスココ湖の湖上に浮かび、20万人以上が暮らした巨大都市であり、
史実ではコンキスタドール、コルテスによって征服され破壊され、
今ではメキシコシティの地下深くに眠る幻の帝都。
まさにアステカの至宝、それが「テノチティトラン」です。

オープニング画面で何度も目にしているピラミッド。
あの巨大な建造物が「テノチティトラン」にそびえたっています。
もはや見ることのできない、その幻の都を目の当たりすることができる‥
それだけで、あたしたちはどんなに幸運なことか‥

新天地が開かれてから早9ヶ月、
やっと、あたしたちにもこの幻の都を目にする機会が巡ってきました。
テノチティトランツアー‥
苦難の連続だったツアーの顛末と、
美しく物悲しい幻の都の光景をご紹介しちゃいます。


‥‥あ。

まだ行ってない人は‥是非読まないことをお勧めしておきます。
目に‥、耳に‥、心に‥、
あふれんばかりの洪水となって押し寄せるこの光景は、
ぜひとも皆さん自身で確かめてほしいのです。
押し寄せてくる光と音が、皆さんの心と共鳴したら、
きっと涙があふれてくるほど素晴らしいものだと思うから‥

集合~

今回のツアーを全面的にバックアップしてくださった、
Aurea mediocritas の皆様に心からの感謝の気持ちを籠めて。

この先はネタばれですよ‥
今回のツアーは、参加するみんなの都合もあって、
2度に分けての大遠征となりました。
第1回は5月のはじめに、そして第2回は6月のはじめに実施。
都合30名弱のみなさまに、ご参加、ご協力いただきました。
ここで重ねて感謝をいたします。

さてこのツアー、事の起こりは、普段から懇意にさせていただいている、
セビリア9番の Aurea mediocritas さんの春バザーにお邪魔させていただいた時のこと。
あうれあさんの商会長「おねーさん」と、うちの商会のおやびんこと「ねこさん」が
なにやらごにょごにょ打ち合わせをしているようで‥

 ねこさん > ぼすー
 とき > はひ
 ねこさん > あれだ!
 とき > ん?
 ねこさん > あうれあのひとたちね
 とき > うん
 ねこさん > (゚∇゚)陸戦大好き人間おおし
 とき > ‥‥
 おねーさん > (゚∇゚)
 ねこさん > |彡サッ[よって拉致って手乗りてとらんゴー]
 とき > 手乗り茶トラ
 ねこさん > ソレダ

以前から遠足と称して各地の遺跡巡りツアーを行ってきたんですが、
安全海域近辺ではちょっぴりネタ切れ気味の今日この頃。
冗談半分で「手乗り行きたいね~w」なんて言ってたのが、
急に現実味を帯びてきた瞬間なのでした。

ねこさん情報によると、幻の都への道のりには、
七海メンバーの苦手とする「海戦」「陸戦」がそろい踏みとのこと‥
それだけでももはや戦々恐々。
ねこさんやあうれあの皆さんがサポートしてくれるとはいえ、
ほんとうに未知の世界なのですよね‥。
海戦には重ガレオンが10隻ほど出てきます。
オスマンとも戦ったことがあるので、この辺は数にまかせて押し切れますけど‥
問題は陸戦。
陸戦に関しては全くの初心者ばかりの七海なのでした。

第1回目はそれこそ行き当たりばったり。
言われるがままに持ち物の準備は済ませたものの、気持ちの準備ができないまま、
怒涛の勢いだけで突き進んだ感がありました‥(よくたどり着けたなぁ

その反省も踏まえて、第2回はお出かけ前に、みんなで陸戦の練習を済ませました。
陸戦練習
陸戦の必殺技(?)フィニッシュ・アーツをビシバシ決めていかないと、
到底かなわないほどの手ごわい相手が待ち構えているんです。

とはいえみんな、アイテムの使い方もよくわからない状態‥
「あれ?」「でないよー?」「なんで?」「わかんない」
こんなことで本当に本番が大丈夫か、気が気でなりません


当日。
サントドミンゴに集合したら、みんなでクエを受けます。
この時点ですでにとってもハードルが高いのです‥。
クエを引くには、冒険名声6万、戦闘名声1万が必要なのです。
あたしは半分ほどしか満たしてない状態‥
紹介してもらうしかありません‥

近頃海賊がうろついて危険なカリブの海を渡り、メリダへ。
ここで情報を入手したら、次は海戦です。
海戦は「白旗になっても大丈夫」なのでちょっぴり安心(何が?
2艦隊で同時に戦闘に突入、10対10以上の艦船が入り乱れるので、
もうなにがなんだか‥
海戦

海戦に勝利すると、クエが変化します。
その名も「別世界」‥
コルテスが報告したがらないその都の本当の姿を見に行こうというものです。

ヴェラクルスへ寄港。
ヴェラクルスの街の中でさらに情報を入手します。
このときに「社交スキルR10」が必要になります‥。
第1回の時は、ここで「陸戦講習会」を受けました。
とはいえ机上の議論、実践もなしに本番に突入して、
あとで結構苦労することになるんですが‥

そしていよいよ南東の郊外へ。
密林をかき分けて進むと、明らかに欧州の人間が行く手を阻みます。
コルテスの手下アルバラードさんと手下の人々x2。
この人たちが非常に強敵です。
クエを受けていないと「お前の相手をしている暇はない!」とすごまれるだけですが‥
陸戦
この陸戦には「必ず勝利」しないと、テノチティトランへの道は開かれません。
みんなここで何度も倒れてしまいます‥。
陸戦は最大でも5人、サポートとして3人入ってもらっていたので、
実質二人ずつしかこなせません。
アルバラードさんの身体は一つだし‥(何度も甦ってくるけどw

苦労に苦労を重ねて、ようやくみんながクリアしたところで、
いよいよテノチティトランへ!
入ったはいいけれど‥ということがここで結構あるらしいですねぇ‥
なにせ発見には「視認R8」と「考古学R10」が必要になります。

発見

それはとても長い道のりでしたけれど、
そんな苦労も忘れちゃうくらいの、とんでもない荘厳さで、
幻の都はあたしたちを出迎えてくれたのでした。

綺麗‥

何より感動を呼び起こしたのは、その空の色。
輝く太陽は西に大きく傾き、夕陽を映す空は、紅から藍へと、
息をのむほど鮮やかながら、どこか物悲しい、
見事なまでのグラデーションを見せてくれます。
まるで、幻であることを自覚したかのような、
滅びゆく定めを悟ったかのようなその情景に、思わず涙が出てしまいました‥

鮮やかな空

街の中で何より目を引くのが、そびえたつ大ピラミッド。
チチェン・イッツァのククルカンのピラミッドをモチーフにしたと思われる、
壮大な神殿です。
オープニングにも出てくるこの神殿を
オープニングと同じ角度で撮るべく、街中を走り回ってみました。
それがこの写真。
どうでしょうか‥?

オープニングと同じ画

大きなケツアルコアトルが描かれていないこと、
雲の散り方が違うこと、アステカ人が歩いていることが違いますけど‥

そう、これを撮りながら思ったのですが‥
このテノチティトランは、まさに「生きて」いるんですよね。
たとえ仮想現実の世界だとしても、「生きた」姿をみられることに、
感動とともに切なく哀しい思いを抱かずにはいられないのでした。

無常であり必然‥

そして、ここでは伝えられないもう一つの素晴らしいモノ。
それが「音楽」です。
あたしはこの世界の「音楽」にとても魅せられているとどこかでも書きましたが、
この曲は‥
音楽だけでもこの情景を十二分に彷彿とさせるような、
温かく哀しいケーナの響きに酔いしれることができます。
雲の移ろいゆく空を眺めながら、いつまでも聞いていたくなる、
そんな心地よささえ覚えちゃいます。
画だけをみて満足したあなた‥
半分も感動を味わっていませんよ。
是非、この素晴らしい光景を、ご自身で確かめてみてくださいね。
たとえ時間がかかっても、この幻の帝都は、
消え去ることなく、そこで待っているでしょうから



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