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七つの海のときどき航海日誌
七海生産者商会の会長が徒然と書き留めてみた大航海時代の由無しごと。
今日はお料理にいそしんでみました。
商会のみんなが海事にのめりこんでるんですけど・・・

「提督~!飯まだですかぃ?」
「ハラヘッター!」
「陸に戻ったら美味い飯食わせてくれるっていったじゃないですか~」
「(#;д(;゚д(;´д(#゚Д゚)まーた乾パンと安ビールですかぃ~?」

といった調子の船員さん達の突き上げに悲鳴を上げたみたいで

『クスクス作って~』
『うちは羊肉ワイン煮込みがほすぃ・・・』
『わたしは釣れたてうなぎの蒲焼!!』
『蒲焼( ゚∀゚)ウマソー♪』

みんなこんな調子で・・・
でも料理人としては注文をもらえるだけでもとってもうれしいです

 続きます 
じゃあ、早速作っていくことにしましょうか~

まず材料を集めなきゃいけません。
クスクスと骨付き羊肉のワイン煮込み、
どちらも羊肉を使ったお料理です。
近場で羊肉が手に入るのはボルドーの街。
それでもイベリア半島をぐるっと回り込まなきゃいけませんが・・・


さらに、クスクスにはハーブソルトが、
ワイン煮込みにはローズマリーが欠かせません。
ハーブソルトは、オレガノ・パセリなどの香草を
細かく刻んで岩塩に混ぜ込んだものです。
こうした調味料類は、全部バレアレスで産出する品なんですよね~。

そうすると、素材と調味料がちょっと離れた場所になっちゃうんです。
うーん。ちょっと知恵を絞ってみましょう。

A)ボルドーで羊肉を満載、バレアレスへ運んでお料理する。
 う~ん。あたしの幸薄をなめちゃいけません。
 リスボン沖くらいで、ネズミが大量発生するのがオチです・・・
 羊肉満載なんてしてると、100樽はぺろりと食べられちゃいますから。ええ・・・

B)バレアレスで香辛料・調味料を買いこんで、ボルドーへ
 え~っと・・・
 バレンシアとパルマ、どちらもイスパニア領なんですよね。
 ポルトガル国籍のあたしには、ローズマリーも、オレガノも、
 ちょっとしか買えないんです
 バレンシアでは、交易所に集まる方々
 (きっと羊毛の買い付けにきてるんでしょうね~)に、
 よくローズマリーを譲ってもらってますが、
 パルマでは誰もオレガノを譲ってくれません・・・
 みんなオレガノねらいでやってきている証拠でしょうか?

C)羊肉はヒツジさんから・・・
 ティレニア海のサッサリにはヒツジさんが交易品として売られています。
 そこで、ここで羊肉を作って、
 ネズミの沸き出る隙を与えないようにしようという方法なのですが・・・
 サッサリもイスパニア同盟港。あたしはポルトガル・・・
 もちろん、サッサリにくる人はみんなヒツジねらいなので、
 誰一人として譲ってくれる気配はありません・・・

D)・・・うえ~ん誰か手伝って~
 というわけで誰かに手伝ってもらわなきゃどうにもこうにも辛くって・・・。

れぶさん、ふーちゃん、だなさん、くーちゃん、ゆーちゃん
注文してくれたみんなに、お手伝いをお願いしたあたしです。
みんなのおかげで、クスクス500皿分、
ワイン煮込み100皿分が出来上がりました。
でも、まだまだ足りない?
・・・はい、明日もがんばってお料理します


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